導入先企業様について
鉄鋼、鉄鋼原料、建材、非鉄金属、石油、化成品、食品、木材、セメント、機械の国内販売および輸出入を行う大手商社。
事例の概要
「Salesforce Platformライセンス」を用いたCRM機能を導入。それに加え、帝国データバンクの企業情報とAPIにて連携。
今まで与信情報や営業部門の目標管理・活動管理・売上管理が手書きの紙ベースやExcelファイルベースで行っていた業務から、印刷物のコスト削減に成功。
また、iPhone・iPadを使用し遠隔での営業活動管理がスムーズになった事例です。
2019年4月から着手し、2019年9月に運用開始しました。
導入前の課題・背景
- 営業部署で手書きの手帳に目標、活動予定、実績などを記入し、必要な情報のみを共有ファイルサーバ上のExcelへ書き写す作業を行っていた。
- 作成されたExcelは印刷された状態で会議に使用されていた。
- 取引先の与信情報は必要分を一括して取得していたため、外出先などで必要に応じて取得・参照することができていなかった。
導入の狙い
- 営業管理を手書きの手帳からモバイルデバイスへ変更することにより、定型フォーマットによる営業活動の作成およびデータの集約、外出先からの顧客データ・売り上げデータの閲覧。
- 印刷物の低減。
- 基幹システムとの顧客データ連携による最新の顧客情報や売り上げデータの反映。
導入クラウド製品
- Salesforce Platform Starterライセンス
導入後の効果
営業活動に関して、モバイルデバイスを通して行うことにより、営業活動や顧客情報、売り上げ情報などのデータの一元管理と共有が外出先でリアルタイムにできるようになりました。
また、印刷物を少なくすることができ、印刷のための手間とコストが削減されました。
エピソード
外部API連携は専用画面を実装しましたが、大きな問題なく稼働することができました。
帳票出力系の要望、販売目標の一括入力・編集の要望に関しては要件が固まりきっていない状態でスタートしたため、実装の調整が難しかったのですが、担当者様と何度もすり合わせ要件を確認し、無事リリースすることができました。
稼働開始後も継続して他部署展開や追加改修を行っており、引き続きサポートを行わせていただいています。
※記事内容は2020年3月取材当時のものです。