導入先企業について
インキュデータ株式会社は、ソフトバンク株式会社、株式会社博報堂および Treasure Data,Inc.の合弁会社です。
データ戦略立案から各種施策実行支援までをワンストップでご提供しており、お客さまのDXを継続的にサポートしています。
Shared Budget 導入前の管理方法について
売上情報や商談はSales Cloudで管理していましたが、予算や見込みの情報まではSalesforce上で管理出来ないため、スプレッドシートに手作業で都度情報を書き出していました。
また、為替変動等により実績計上パターンが複雑なため、営業だけでなく他部署とも連携しながら予実管理を行っていました。
Shared Budget導入前にお持ちだった課題・お悩み
Salesforceの商談に関する情報をスプレッドシートに書き出して営業部門へ共有していたので、最新の情報がキャッチ出来ず、適切な営業活動が出来ていないのではないかと課題を感じていました。
また「この数字は何の売り上げを積み上げた数字だったか?」を確認したい場合、スプレッドシートでは商談の詳細情報を確認出来ず、Salesforceを都度見に行く必要があったため、不便に感じていました。
Shared Budget導入のきっかけ
そうした課題を抱えていた時に、Salesforceの導入支援でお世話になっていた貴社より「予実管理が出来るアプリをリリースする予定」というお話をいただき、詳しい説明を聞いた上で導入を決めました。
Shared Budget 導入後、効率化されたと感じる部分
課題として抱えていたリアルタイムな予実管理や、積み上げられた数字の詳細情報をSalesforce上で素早く確認出来るようになったので、営業活動を効率的かつ適切に行えるようになりました。
都度スプレッドシートに書き出して情報を加工する手間もなくなりましたし、営業と他部門間でのコミュニケーションコスト軽減にも繋がりましたので効率化されたと感じています。
Shared Budget に魅力を感じた部分
Salesforceはカスタマイズ性に優れていますが、内製管理している弊社ではカスタマイズする場合に外部の支援会社へ都度お願いする必要が生じたり、カスタマイズ後のメンテナンスに労力がかかったりしてしまうため、出来ればパッケージ化された製品が良いと考えていました。
Shared Budgetは自社でカスタマイズすることなく求めていた機能を活用することが出来るので、標準で備えている機能だけで課題解決が出来る部分に魅力を感じました。
今後の展望はありますか?
タイムリーに予実管理が出来るようになったので、次のステップは「分析」だと思っています。
今までは実績を積み上げているだけで予実の比較・分析が出来ていない状況でしたが、Shared Budgetを導入してからは個人の予算積み上げも管理出来るようになったので戦略を立てやすくなりました。
Salesforceのレポート・ダッシュボードをうまく活用しながら分析にも力を入れていきたいです。
メッセージ
今回はShared Budgetの構築でお世話になりましたが、一昨年のSalesforceの初期導入支援から始まり昨年も追加要望の改修をしていただくなど、毎年お世話になっております。
おかげさまで弊社の営業管理システムは年々バージョンアップしており、弊社の事業環境を理解した上でご対応いただけるので、感謝しています。
今後も弊社は売上向上・企業成長を目指していきますので、システム面でも「もっとこうしていきたい」など要望が出てくるかと思います。その際にはぜひまた貴社へご相談させていただきたいと思いますので、引き続きお付き合いの程よろしくお願いいたします。
※記事内容は2022年9月取材当時のものです。