導入先企業様について
作業現場で使用する工具や、オフィスワークで使用するホッチキスなどのモノづくりを行っている会社。
事例の概要
重複している取引先を、関連情報の削除をすることなく一括マージ処理を行うバッチを開発。
手動作業では解消できない多数の取引先の重複状態を解消し、取引先情報が一元化されたことで社内の情報共有がスムーズになりました。
導入前の課題・背景
- 各営業担当者様に取引先の登録を許可していた結果、本来であれば同じ取引先として扱うべきものが、違う取引先として重複登録されてしまっていた
- 1つにまとめるべきとは思っていたが、手動で行うにはデータが多すぎるために対処法に困っていた
- 外部連携によって取引先情報を更新しようとした際に上手くマッチングできず、別取引先として作成されてしまう恐れがあった
導入の狙い
- 既存の重複取引先データを同一のものにまとめ、今後の重複データも防ぎ、情報システム部門のデータ管理業務の効率化を図る
- 取引先の情報共有に利用していたChatter情報の一元化による営業活動の効率化
導入クラウド製品
- Lightning Platform Plus
導入後の効果
- マージ処理により取引先の件数が7000件減少
- 取引先情報の管理業務の効率化
- 重複が解消されたことにより、取引先データの質が向上、営業担当者の情報共有が効率化
- 外部連携時取引先のマッチングの精度が向上
エピソード
最初に要望を頂いたときから提案をして発注を頂くまで、長い目で見ながらプロジェクトを進行していくことができたので、大きな問題なくプロジェクトを終えることが出来ました。
データの削除が伴う処理のためプレッシャーもありましたが、無事に本番リリースを迎えることができてほっとしています。
※記事内容は2020年7月取材当時のものです。