こんにちは。
こんにちは。ケイズコーポレーション 経営企画部 業務企画グループの佐々木です。
会社の人材パフォーマンスを高めるために、採用計画は欠かせません。
新卒/中途共にどの部署に、何名、どのような人材を採用するかを決める採用計画。
採用・人事担当者の中には、採用計画の立て方を知りたい、管理が大変、過去の採用分析を行いたい等の悩みを抱えている方も多いと思います。
今回は、そんな採用計画の立案から運用について、弊社のShared Meeを用いた管理方法をご紹介いたします。
本記事で伝えたいポイント
・採用計画の必要性
・採用計画の立案方法
・Shared Meeの採用計画機能とは?
・Shared Meeだからできる採用データ分析
採用計画の必要性
―採用計画が必要な理由―
採用計画が必要とされるのには大きく2つの理由があります。
①業務計画達成のため
→5年後までに会社の売り上げを3倍にする等の業務計画に合わせた採用を行う
②決められた期間内でより効率的に採用を行うため
→採用関係者内で求める人材の認識を合わせ、日本経団連(以下 経団連)が定めた限られた採用期間(※1)内で、より良い人材の確保を目指す
※1……これまで採用選考に関してルールを定めてきた経団連は、2018年以降、選考ルールを政府主導で定めることを発表した。現状は改変されていないが、今後選考ルールが変更される可能性があり、先行き不透明な状況が続いている。今後どんなルールにも適応できるよう計画立てを行う必要がある。
(内閣官房 就職・採用活動に関する要請:
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/shushoku_katsudou_yousei/index.html)
採用計画を立てずに採用活動を行うことは、準備も地図もなしに宝探しをするようなものです。とりあえず人を増やしたいからと採用活動を始めると、コストと時間だけがかかり、良い人材を採用できない可能性があります。
そのため、業務計画に沿った目標・目的を定めた上での採用計画が重要となるのです。
―採用計画の活用法ー
採用計画をより効率的に行う方法の1つにPDCAサイクルを用いた採用計画があります。
図1:採用計画のPDCAサイクル
PDCAサイクルを元にしっかりとゴールを定めて、より効率的な採用計画を立てていきましょう!
採用計画の立案方法
採用計画を立てる際の主な流れは下記の通りです。
1. 採用の目的、目標を明確にする
2. 採用基準の選定
3. 採用したい人数、採用コスト予算を定める
4. 掲載媒体の決定
5. 採用スケジュールを引く
6. 採用計画、スケジュールの可視化
図2:採用計画のPlanとDo
採用計画の立案は、PDCAのPlan(採用人数やスケジュールなど)とDo(計画実行)の部分にあたり、Shared Meeの「採用計画」にて登録、管理が可能です。
Shared Mee の採用計画機能とは?
採用計画におけるShared Meeの機能としては、大きく3つあります。
①採用計画に対する進捗・媒体・予算管理
②採用〜入社後までの評価管理
③採用チャネル、社員毎の採用実績管理
図3:採用計画レコードの詳細画面
①採用計画に対する進捗・媒体・予算管理
Shared Meeの採用計画では、予算や募集人数、部署ごとの選考状況等をリアルタイムで確認することが可能です。また、採用媒体ごとの予算や実績も設定せずグラフ表示できます。
②採用〜入社後までの評価管理
採用計画に紐づく、採用候補者の入社後の評価を見える化します。
入社前後の評価を比較することで、応募媒体や単価を管理しつつ、人材パフォーマンスを分析することができます。
③採用チャネル、社員毎の採用実績管理
採用チャネル、採用者に紐づく採用候補者の入社後の評価を見える化します。
採用チャネル内で採用者の評価を確認したり、採用を行った社員データから採用者のデータの入社前後の評価を確認したりすることで、人材パフォーマンスを分析します。
Shared Mee だからできる採用データ分析
図4:採用計画のCheck
採用計画の実行後は、グラフやダッシュボードを用いて分析/評価(PDCAのCheck)を行い、採用計画における効果や改善案を見つけていきましょう。
Shared Meeは世界最大のクラウドシステムであるSalesforceを使用したアプリケーションのため、分析についてはトップクラスに強いと自負しております。
図5:採用チャネル別の採用状況と予算
例えば、採用計画の画面では採用チャネル毎の予算と採用実績、そして全体の予算管理を”自動で”グラフ化することが可能です。
また、採用計画レコードで確認できない情報は、ダッシュボードにて表示/分析を如何様にもカスタマイズできます。
図6:今年度の新卒/中途採用に関するダッシュボード
他にも上記のように、別レコードとして登録した今年度の新卒と中途の採用計画を合わせた「今年度全体」の採用計画結果について、ダッシュボード上で一覧表示をすることができます。
図7:採用計画のAction
これらのグラフを見ることで、例えば以下のような分析が可能です。
例1) 採用チャネル毎の1人当たりにかかるコストの一覧を表示し、今後注力して行くべき媒体を見定める
例2) 採用までの日数をフェーズ(1次面接、2次面接等)毎に確認することで、体制の改善や原因を見つける
このようにグラフやさまざまな視点のダッシュボードを元に分析を行い、その結果を元に計画のブラッシュアップ(PDCAのAction)をすることで、次年度以降のより効率的な採用管理立案に活用することが可能となります。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
ぜひ、Shared Meeを用いて採用管理からデータの分析を行い、採用活動をどんどん活発化していきましょう!
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