こんにちは。
ケイズコーポレーション 経営企画部 業務企画グループの佐々木です。
昨年2022年頃からホットワードになっている「人的資本経営」。
「人的資本経営を組織の中でどう実践していけば良いの?」と具体的なイメージがつかない経営者・マネジメント層・人事部門の方いらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、「人的資本とは?」「具体的に何から始めれば良い?」「おさえておくべき人的資本の代表的な10項目」について紹介いたします。
本記事で伝えたいポイント
・人的資本経営とは?
・人的資本経営をする上で何から始めれば良い?
・人的資本の代表的な10項目をご紹介
人的資本経営とは?
改めて「人的資本経営」についておさらいです。
過去ビジブロで詳しく紹介していますので下記をご覧ください。
〉〉前回のビジブロ記事は【こちら】
また、人的資本経営についての取り組みが記載されている経済産業省のページもご覧ください。
〉〉人的資本経営について経済産業省の記事は【こちら】
「人的資本経営」をする上で何から始めれば良い?
人的資本経営を推進するためには、社員一人ひとりのステータス・スキル・能力値などを把握しておくことが大切です。
例えば、「事業の目標達成をするために、どういうスキルを持った人材が必要か」という理想と現状を比較し、「不足しているスキルは何なのか」「スキルをうまく発揮できていない、もしくは持て余している社員はいないか」など分析を行います。
上記の分析を行うためには、スキルマップの作成や、タレントマネジメントシステムの活用がおすすめ。
タレントマネジメントシステムを活用する際に、人事部門は下記ポイントを考慮することが重要です。
Point.1 該当する情報は管理できているか?
Point.2 どのように可視化しているか?
Point.3 希望するフォームにてレポート・グラフ作成は可能かどうか?
現状、ほとんどの企業様はデータが散在している、紙ベースで管理しているなどの理由から人材の見える化ができていないのが実情かと思います。
そのため、思ったような人事データの活用ができていない企業も多いのではないのでしょうか。
人的資本ダッシュボードで見える化
弊社が開発した採用・社員評価管理アプリ「Shared Mee」なら、さまざまな人事データを「管理」「蓄積」して、「把握」「分析」をすることが可能です。
人的資本に対応した10項目の指標を可視化し、ワンクリックで確認。
さらに、経営層・人事が経営課題を発見し、長期的な人員計画・経営計画を立案する際のエビデンスとしても活用できます。
おさえておくべき人的資本の代表的な10項目
「Shared Mee」の人的資本ダッシュボードでは、人的資本に関する代表的な10項目を見える化しています。
①コスト
・採用コスト(合計)
・採用コスト(媒体別)
②ダイバーシティ
・社員年齢
・勤続年数
・役職比率
③リーダーシップ
・マネジメント評価事項
④組織文化
・入社人数推移
⑤健全・安全
・求職者人数推移
⑥生産性
・売上金額(社員1人当たり)
⑦採用・異動・離職
・離職者推移
・異動率
⑧スキルと能力
・評価表(応募者)
・評価表(社員)
⑨後継者育成
・昇格候補者数
・候補者研修参加者リスト
・研修参加率
⑩労働力
・社員数
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今までの「経験と勘」に頼ったやり方ではなく、事実を元にした分析をしエビデンスに基づく対策を実施することで、多くの社員がスキルアップやモチベーションアップにつながり、会社全体の組織力の向上や企業成長につながっていくはずです。
人的資本経営において、何から着手するべきなのか?という問いに関して、いきなりすべて着手するのは難しいですよね。
最初のステップとしては「分析する指標を決め、データを収集・蓄積・可視化すること」、そのために一番最適なシステムを選定することが重要ではないかと思います。
ぜひ、Shared Meeで人事データを「管理」「蓄積」して、「把握」「分析」を行っていきましょう!
〉〉Shared Mee について詳しく知りたい、という方は【こちら】をご覧ください。