『Agentforce World Tour Tokyo 2025』に出展しました

こんにちは。ケイズコーポレーション 経営企画部です。

2025年11月20日（木）から21日（金）の2日間にわたりザ・プリンス パークタワー東京にて開催されました『Agentforce World Tour Tokyo 2025』に、展示ブースで出展いたしました。

「人とAIが共に働く時代へようこそ」をテーマに掲げ、会場はAgentforceがもたらすビジネス変革への可能性に期待する人々の熱気に溢れていました。

基調講演で語られたビジネス変革の道筋は、まさに現在のビジネスシーンが直面する大きな潮流を示唆しており、私たちも改めてAI活用の重要性を認識いたしました。

会期中、弊社のブース「Agentforceで実現する次世代プロジェクト管理」にも経営層からプロジェクトマネージャー、現場リーダーまで、数多くのお客様にお立ち寄りいただきました。

様々なお悩みやご意見を頂戴することができ、プロジェクト管理におけるAI活用の可能性、そしてお客様が抱える具体的な課題を深く理解することができました。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。

1.Agentforce World Tour Tokyo概要

AIとデータが織りなす未来：Agentforce World Tour Tokyo

『Agentforce World Tour Tokyo 2025』は、株式会社セールスフォース・ジャパンが年に一度開催する、AIとデータ、そしてCRMの最新動向を学べるフラッグシップイベントです。今年の核となるテーマは「AIエージェント」がもたらすビジネスの革新であり、企業が直面するデジタル変革（DX）と成長戦略に焦点を当てた専門セッションが多数開催されました。

基調講演では、信頼できるデータ基盤の上に構築されたAIエージェントが、いかにして人間の判断力や創造性を高め、共に成果を生み出す新しい働き方を実現するかが強調されました。判断力や創造性を支えるAIの導入により、業務効率化、迅速な意思決定、顧客体験向上を同時に実現できるというメッセージは、まさに私たちの目指す方向性と一致するものでした。

2.Agentforceで実現する次世代プロジェクト管理

当社の出展テーマ：「Agentforceで実現する次世代プロジェクト管理」

当社は「Agentforceで実現する次世代プロジェクト管理」をテーマに、プロジェクトの計画立案から実行～振り返りまでの全工程をアクション込みでAgentforceがアシストする新世代ツール「Shared Project」をご紹介いたしました。

プロジェクト管理は、企業の成長に直結する最も重要な業務プロセスの一つでありながら、進捗のブラックボックス化、リソースの偏り、工数超過といった多くの課題を内包しています。

これらの課題に対し最新のAgentforce技術を組み合わせることで「議事録から課題を漏れなく作成する」「課題に適した人材を正確にプロジェクトにアサインする」といった工程の効率化に成功しました。

従来のプロジェクト管理におけるAI活用は、主に「過去データの分析」や「進捗の予測」に終始していました。しかし、「Shared Project」がAgentforceと連携することで、プロジェクトマネージャーの負担を劇的に軽減し、「次のアクション」を提案・実行するレベルに進化します。

今回ご紹介した内容は下記になります。

1、会議議事録からの課題・アラート自動抽出・登録機能

会議の議事録内容をもとに、アクションが必要な「課題」や「アラート」の候補を識別し、Salesforceに自動でレコードとして登録します。

2、プロジェクト要件に基づく最適なメンバーアサイン推薦機能

プロジェクトのスキル要件、必要資格、評価点、期間などの多様な条件に基づき、社内のメンバーの中から最適なアサイン候補者を自動で推薦・登録します。

3. 来場者から寄せられた課題

ブースにお立ち寄りいただいたお客様からは、次のような具体的な課題が多く寄せられました。

• 「プロジェクトマネージャーによって、管理レベルに大きな差がある。標準化が難しい。」
• 「営業、開発、保守など部門が跨るプロジェクトが多く、進捗報告の粒度がバラバラで全体像が把握できない。」
• 「工数超過が常態化しており、リソースの負荷状況をリアルタイムで把握できていないため、手遅れになることが多い。」
• 「Excelでのプロジェクト管理が限界。情報が分散し、データ活用どころか管理工数が増大している。」

Shared Projectはこうした課題に対して柔軟に対応できるシステムです。

本イベントを通してShared Projectが、プロジェクト管理の効率化における課題解決の可能性を秘めていることを再認識することができました。

4.Shared Projectとは？

シンプルで正確なプロジェクト＆リソース管理ツール「Shared Project」

Shared Projectは、プロジェクトの成功を力強く支援する統合型マネジメントツールです。計画の立案から、進捗状況や工数の管理、さらには人的・物的リソースの最適な配分まで、プロジェクト管理に必要なあらゆる機能を1つの画面でシームレスにご利用いただけます。プロジェクトのあらゆる情報を「見える化」することで、組織全体の生産性を高め、業務効率の向上と利益の最大化を実現します。

「Shared Project」の主な活用シーンと、それによって解決される課題について、シーンごとに分けてご紹介します。

(1)プロジェクトの進行管理を強化し、遅延を徹底的に防止したい

■抱える課題

• プロジェクトの進捗状況がブラックボックス化し、遅延の兆候を早期に察知できない。
• 課題やリスクが属人的に管理され、チーム全体で共有されないため、対応が後手に回ってしまう。
• 目標やマイルストーンが不明確になりがちで、メンバーの行動がブレてしまう。

■Shared Projectによる解決

「Shared Project」は、プロジェクトの計画から実行、監視までのプロセスを統合することで、強力な進行管理体制を確立します。

• 全体進捗のリアルタイム可視化： プロジェクトに関する情報を網羅的に登録し、ガントチャートやダッシュボードで進捗状況をリアルタイムで「見える化」します。これにより、プロジェクトの遅延発生を数値や色で即座に検知し、問題点を明確に表示します。
• アラート機能による早期対応： 進捗の遅れや工数超過の予兆をシステムが自動で検知し、マネージャーや担当者にアラートを通知します。これにより、遅延が深刻化する前に、計画の修正やリソースの再配置といったリカバリーアクションを即座に実施でき、プロジェクトを常に成功の軌道に乗せます。
• 課題管理の一元化： 発生した課題（イシュー）は、担当者、期限、ステータスを明確にしてシステム上で一元管理されます。チームメンバー全員が課題の状況を把握でき、対応漏れや重複作業を防ぎ、迅速な問題解決を促進します。

(2)人員や時間などのリソースを可視化し、最適な人材配置を実現したい

■抱える課題

• 複数のプロジェクトが同時進行する中で、特定メンバーへの負荷が偏り、ボトルネックが発生している。
• リソースの空き状況やスキルを正確に把握できず、適切な人材配置（アサイン）ができない。
• メンバーの育成やスキルアップを考慮した戦略的なアサインができていない。

■Shared Projectによる解決

プロジェクトの成功は、適切なリソース管理にかかっています。「Shared Project」は、高度なリソース管理機能と、他システムとの連携により、最適な人材配置を実現します。

• リソース状況のヒートマップ可視化： メンバー別、またはプロジェクト単位で、予定工数と実績工数を比較し、リソースの負荷状況を数値や色で分かりやすく可視化します。これにより、特定のメンバーへの業務集中や、リソース不足の箇所を一目で把握し、偏りを解消できます。
• 最適な人材配置（アサイン）の実現： 人事評価・採用管理システム「Shared Mee」と連携することで、社員のスキル、保有資格、評価情報などをプロジェクト管理データと紐づけて可視化します。プロジェクト要件や必要スキルに応じて、適材適所のメンバーを簡単に検索・アサインすることが可能になり、プロジェクトの質とメンバーのモチベーション向上を両立させます。
• リソース調整とメンバー管理： プロジェクトメンバーの役割や担当工程、状況をシステム上で明確に割り当てて把握することで、人的リソースを最適化し、チーム運営の透明性を高めます。

(3)情報を一元化し、共有ミスや伝達漏れを防止したい

■抱える課題

• プロジェクト情報（計画、進捗、課題、成果物）がExcelファイル、メール、チャットなど複数のツールに分散している。
• 最新の情報がどれか分からず、共有ミスや伝達漏れが発生し、認識の齟齬が生まれる。
• 新メンバーが参加した際、過去の経緯や資料を探すのに時間がかかる。

■Shared Projectによる解決

「Shared Project」は、情報共有の基盤をSalesforceプラットフォーム上に集約し、プロジェクトチームの生産性を向上させます。

• プロジェクト情報の完全一元化： 計画、進捗、工数、課題、契約内容など、プロジェクトに関するあらゆる情報がシステム上に集約されるため、管理が容易になり、情報の分散を根本から解消します。
• スムーズな情報共有環境の構築： メンバー全員がいつでも最新情報を閲覧できる画面で、シームレスな情報共有が可能です。必要な情報へのアクセスが一元化されることで、検索時間の削減と情報活用の促進が図れます。
• チャット連携による効率化： SalesforceのChatter機能や外部チャットツールとの連携により、プロジェクトに関連する議論やコミュニケーションをプロジェクトデータと紐づけて記録できます。これにより、会話の流れとプロジェクトの進捗が切り離されず、高いトレーサビリティを確保できます。

5. 資料請求・無料相談の案内

Shared Projectをもっと知る・相談する

Shared Projectの概要資料や機能別ガイドなど、お役立ち資料は下記より無料でご覧いただけます。この機会にぜひ、ダウンロードください。

〉〉Shared Project 資料ダウンロードは【こちら】

また、以下のようなお悩みに関して無料相談を承っております。

• 「プロジェクトの遅延を止めたい」
• 「工数管理をシステム化したい」
• 「AIを活用した次世代プロジェクト管理を検討したい」

本レポートをご覧になり、「Shared Project」にご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。貴社のプロジェクト管理やリソース管理への取り組みについて、具体的なご相談を承ります。

〉〉お問い合わせ・ご相談は【こちら】

6. まとめ：Shared Projectでプロジェクトをシンプルに

Agentforce World Tour Tokyo 2025では、「Agentforceで実現する次世代プロジェクト管理」をテーマに、「Shared Project」が秘める革新的な可能性を多くの皆様にお伝えすることができました。

プロジェクト成功の実現には、計画の立案から実行、進捗の可視化、データ分析、そしてリカバリーアクションの立案といったサイクルを、いかに効率良く回すかが重要になっています。「Shared Project」は、プロジェクトのあらゆる情報をSalesforce上で一元管理し、データを「見える化」することで、プロジェクトの「過去」「今」から「未来」を予測し、プロジェクトを成功に導くための強力なツールです。

「次世代のプロジェクト管理」と聞くと、高度で複雑なシステムを想像されるかもしれません。しかし、「Shared Project」は、直感的に操作できるインターフェースと、AIエージェント機能を搭載しており、プロジェクトマネージャーや経営層の皆様がスムーズにプロジェクトを成功へと導けるよう設計されています。

Shared Projectは、プロジェクト情報のシステム化から、成功のためのデータ活用（進捗・リソースダッシュボード）まで、一気通貫でサポートいたします。今後もShared Projectは、Agentforceを活用した更なる機能強化を進め、変化するビジネス環境下での企業の持続的な成長と生産性向上を強力に支援してまいります。

プロジェクト管理の標準化、リソースの最適化、工数管理のAI活用、チーム全体のパフォーマンス最大化にご興味のある方は、ぜひ一度ご相談ください。

今後ともShared Project並びに株式会社ケイズコーポレーションをよろしくお願いいたします。