こんにちは。ケイズコーポレーション 経営企画部です。
2025年7月23日(水)〜25日(金)に幕張メッセで開催された『DX総合EXPO 2025夏 東京』に当社の人事評価・採用管理システム「Shared Mee」を出展いたしました。今回は弊社ブース内で実施していたミニセミナー「Shared Meeとは?〜非利活用データを取り込み、企業の強みを最大化するプラットフォーム〜」の内容をご紹介いたします。
はじめに:人事評価にまつわる3つの課題

人事部門において長年にわたり解決が難しいとされてきた課題があります。それは次の3つです。
- 早期離職
- 社員教育の属人化
- 最適な人材配置の困難さ
これらの課題は、「人材が育たない」「離職が続く」「部署ごとのパフォーマンスにムラがある」といった形で企業の成長を妨げます。多くの企業が課題解決の第一歩として“情報の見える化”に取り組んでいますが実はここに大きな壁が存在しています。
“見える化”はなぜ難しいのか?

「見える化」は決して新しい概念ではありません。多くの企業がExcelや紙ベースの手法で試みてきましたが、以下のような理由から継続・活用が難しいのが実情です。
- 手作業による入力・管理の負担
- 客観的な評価基準の不足
- 担当者の経験やスキルに依存しやすい
その結果、評価が属人的になり納得感のない評価制度が従業員の不満や退職の原因となってしまいます。
人事評価は「カーナビ化」できる時代へ

従来の人事評価を車の運転に例えるならば、カーナビがない時代に地図を暗記して目的地にたどり着くようなものです。ベテランのマネージャーはなんとか目的地にたどり着けても、新任の評価者には荷が重く、運転(=評価)は難航します。
そこで登場するのが、「評価のカーナビ」としてのAIツールです。
目的地(目標)までのルート(評価のプロセス)を自動で示してくれることで、誰でも一定水準の評価を行うことができるようになります。
Shared Meeとは?特長と導入メリット

私たちが提供する人事評価システム「Shared Mee」は、評価の“道しるべ”となるAIエージェントを搭載した次世代ツールです。
主な特長:
・カスタマイズ可能な評価テンプレート
・評価履歴や面談記録など多様な人事データを一元管理
・AIが音声・テキスト・行動データを解析し、個人の特性や成果を可視化
・評価基準に対する企業ごとの「前提条件」やミッションを学習し反映
たとえば、営業日報、面談メモ、会議の発言内容などもAIが読み取り、パフォーマンス評価に反映します。
AIで実現する納得できる評価と適材適所

(1) がんばりが「見える」化される
AIが分析するのは数値だけではありません。音声や発言の質・提案書の完成度など、人間の「努力」や「工夫」のプロセスをデータとして可視化します。
(2) なぜこの評価?に説明がつく
AIが評価に至った根拠(エビデンス)を提示できるため、上司と部下の間で評価に対する納得感が大きく高まります。
実際、退職理由の上位には「評価に納得できない」が常に入っており、企業のエンゲージメントを左右する重要なポイントです。
(3) 適材適所の人材配置が可能に
Shared Meeでは、AIが「この人は営業よりも企画職が向いているのでは?」といった提案まで可能です。スキル・発言・行動パターンを総合的に分析し、よりフィットするポジションを提案します。
まとめ:人事の未来を変えるために

人事評価の世界は、長い間「属人化」という壁に阻まれてきました。評価者の経験や主観に左右される仕組みは、従業員の不満や退職理由の一因となり、組織の成長を妨げる要因にもなってきました。
Shared Meeが目指すのはこの旧来の評価スタイルからの脱却です。
私たちが掲げるのは、
・「見える」:務の成果や努力の過程を数値やデータとして可視化
・「納得できる」:評価の根拠を提示し、上司と部下の認識を一致
・「活かせる」:適材適所の人材配置や育成計画に反映
この3つの価値を軸に人事評価を単なる評価作業から企業の成長へと変えることが可能です。
単なる評価システムではなく、Shared Meeは企業の人事課題に真正面から向き合い、データ活用のノウハウを提供しながら、AIを人事の現場で活かす方法を広めていくことをミッションとしています。
働き方や人材戦略が多様化する今だからこそ、人事評価の仕組みを根本から見直すタイミングです。Shared Meeとともに、「公正で納得感のある評価」「人材の潜在力を最大限に引き出す組織づくり」を始めてみませんか?
Shared Mee とは?
「入社前の採用」から「入社後の社員」の評価管理を集約して管理できるアプリです。
「採用管理」では応募者の基本情報はもちろん、評価事項や質疑をあらかじめテンプレート化して管理することが可能です。
「社員管理」では役職や職種別に評価基準や目標を設定し、社員が次に超えるハードルを可視化できるので日々の業務へのモチベーション向上へと役立てます。
Shared Meeをもっと知る・相談する
Shared Meeの概要資料や機能別ガイドなど、お役立ち資料は下記より無料でご覧いただけます。
また、以下のようなお悩みに関して無料相談を承っております。
・Excelベースの人事管理から脱却したい
・評価制度や育成制度の見直しを検討している
・人的資本情報をデータで一元化したい
・人事DXを始めたいが何から始めるべきか分からない
・人事データをAI活用したい
次回出展のお知らせ
次回は2025年9月8日(月)〜10日(水)、東京ビッグサイトで開催される『バックオフィス World 2025 夏 東京』に出展予定です。今回ご来場いただけなかった方も、ぜひこの機会にShared Meeをご体験ください。
Shared Meeで人事DXを始めませんか?
DX総合EXPO 2025夏 東京では、「人事データのAI活用」をキーワードに、Shared Meeの魅力を多くの皆様にお伝えすることができました。
今後もShared Meeは、変化する働き方や多様な人材戦略に対応し、企業の持続的成長を人事面から支援してまいります。
人事データのAI活用、人的資本経営、タレントマネジメント、従業員のパフォーマンス最適化にご興味のある方は、ぜひ一度ご相談ください。
今後ともShared Meeをよろしくお願いいたします。
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