10月27日(火)に開催された「SIerがSaaSアプリ開発に挑む理由とは?」をテーマにしたウェビナーのパネルディスカッションに、弊社クラウド第1事業部・経営企画部 執行役員の神林が登壇いたしました。
Salesforceパートナー及びアプリ開発に関心のあるSIerを対象にSIerによるSaaSアプリ開発・提供が中長期での経営上のビジネスメリットに繋がる具体的事例を紹介いたしました。
<内容 ※一部抜粋>
■SaaSアプリの開発を考えたきっかけとは?
社内のノウハウをどう蓄積していくかを課題としており、一元管理するための仕組みを社内のSalesforce組織にて構築し運用していました。
そんな中お客様から同様の悩みを相談いただいたため、自社の仕組みをご紹介しました。
その結果、複数のお客様より是非利用してみたいとのお声を頂いたため、仕組みをより汎用的に作り替えアプリとして展開する運びとなりました。
■障壁・苦労はあったか?どう乗り越えたか?
自社製品の開発が初めてだったため、アプリ化すること自体に苦戦しました。
またリリース後の話になりますが、お客様獲得のためのアプローチや営業手法がまだまだ確立していないため、今後の課題として取り組みを行っております。
■リソースの確保はどうしたか?組織内でどのような体制を作ったか?
元々弊社内での仕組みということもあり、リソースはそこまで苦労しませんでした。アプリ化のための作業も、ベトナムにある開発拠点のリソースを活用することで無理なく開発に取り組むことができました。
一番苦労したことといえば、リリース後の維持管理やお客様からの問い合わせ対応でした。この問題に関しては、SI保守の部門と連携しインプリ部隊のリソースを割くことなく体制を組むことで解消できました。
■今後アプリ開発に携わる予定のSIerへメッセージ
サブスクリプションモデルのアプリを提供することは、お客様とより密な関係性を築くきっかけになり、従来のSIビジネスに大きなアドバンテージを生む結果に繋がると思っております。
SIerならではのノウハウが各社様には必ずあると思いますので、まずは自社のノウハウを共有し、掘り起こしを始めることからおすすめいたします。
本ウェビナーにてご紹介したアプリ「Shared Tree」の詳細は以下をご覧ください。
https://keizu.co.jp/2020/04/01/1618/
ご聴講いただいた皆さま、ありがとうございました。